対議会調整がカギに
民主党優位の議会をどう説得していくか・・・。
この調整がブッシュ政権を特徴づけるでしょう。
ブッシュ大統領自身の言葉は明快です。
1.議会が増税が求めてきてもノーという
2.他国の成長率が高まれば、米国は景気鈍化を避けながら貿易赤字を減らせる
3.外国からの対米直接投資は米国製造業の基盤強化に役立つ
・・・などです。
このほか産業強化策として、キャピタルゲイン課税(現行28%)の15%への引き下げ、研究開発への優遇税制創設、知的所有権の保護強化、初等中等教育の充実なども挙げています。
デュカキス民主党候補が増税や、政府・産業界一体となった競争力強化、対日強硬姿勢などを打ち出していたのに比べれば、ブッシュ政権はレーガン流の自由放任主義を受け継いだ穏健な方針です。
財政再健には増税、一方で歳出削減といった荒療治しかない、と考えがちです。
ところがサプライサイダーは増税-不況-歳入減との図式を描くから、増税に反対。
一連のブッシュ発言もここから出ています。