公約不信任?ドルは動揺
こうした公約は市場からも信頼されていません。
増税抜きで実効があがるのか・・・。
赤字退治は失敗するのでは、といった思惑から、当選直後、ドル安が加速し、株価は下落、金利も上昇しました。
各国は協調介入でドルを買い支えざるを得なかったのです。
大統領就任の1月ごろには一転、1ドル=130円前後までドル高となり、2月にはG7(先進7力国蔵相・中央銀行総裁会議)が開かれて国際協調について話し合いました。
国内の軋礫を避けたい、との政治的思惑は、ブッシュ氏の性格から来ると同時に連邦議会との調整を念頭においたものでしょう。
レーガン政権時に与党共和党は上院53(全議席100)、下院192(同435)の議席でしたが、8年後のブッシュ勝利の際には上院45、下院172に減ってしまいました。
新大統領が下院の与党議席を減らして新議会に臨むのは60年の故ケネディ氏以来・・・。
米国民は選挙で、「大統領と議員について別の党に投票する傾向が強まっている」(議会調査局)。
・・・もちろん権力のバランスをとり、ウォーターゲート事件のような腐敗を防ぐためです。
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