農機のこと知りたいの 8
歩行用田植機
育苗箱等を使用して田植機用に作った苗を、根部に土を付けたまま1株ずつにして代かきした水田に植付ける歩行型の機械です。
苗の形式によるとマット苗用が多いですが、短冊苗用、ポット苗用もあります。
それぞれ専用の育苗箱を必要とします。
条数では・3、4、6条植えのものがあります。
一般に、構造としては機関、走行部、植付部等からなります。
機関は2条植えで1・5PS、4条・6条植えで2~2・5PS程度で、走行部は車輪・フロート併用式であり、耕盤の凹凸に応じて車輪の深さが自動的に変わるものが多いです。
車輪は鉄車輪、ゴムラグ車輪、ソリッドゴム車輪等で、速度段は、前進2段、後進1段のものが多いです。
マット苗では苗載せ台が前傾のものと後傾のものがあります。
植付爪は、棒爪(押出し爪付き)、板爪(可動式)等。
短冊苗用は水平な苗載せ台に載せ、なた爪で植つけます。
条間は30、33cmのものが多く、株間は12~18cln(3又は4段調節)、植付深さは1~5cm(4~7段調節)のものが多いです。
1株本数は、苗載せ台の横送り量と植付爪の縦取量を変えて行います。
植付株数に応じて苗箱数を準備しましょう。
稚苗、中苗、苗の状態等に応じて適切に株間、植付深さ、1株本数の調節を行います。
植付に当たっては、圃揚の形状を検討して植え進む方向を定め、特に最初は慎重にまっすぐに植えるようにします。
なお、育苗には十分注意し健苗に育て、地域に応じた植付時期とします。