農機のこと知りたいの 6
たばこ移植機
主として、たばこ苗の移植用の機械で、抱土付きの苗が移植可能な機械です。
苗の供給は人手で行いますが、うねへの植穴掘りと苗の植付けは、クチバシ状の開孔器で機械的に行うものであり、開孔器の作動方式によって、回転式と上下動式があります。
回転式では、4~7個の開孔器(植付け株間距離で選択)が回転し、作業者が直接開孔器に給苗します。
上下動式では、1個の開孔器が上下動するものであり、植付け株間距離は、開孔器の上下動速度と機体の走行速度の比で決まり、開孔器への給苗は回転カップを介して行います。
植付け株間距離は25~60cm位の間で、無段、あるいは、数段に変更できます。
移植機の作動走行方式での種類は、歩行型専用機、歩行トラクター装着式、乗用トラクター専用装着式の3種に大別されます。
歩行型専用機では、開孔器の作動と走行を2~3PSのエンジンをとう載して行います。
歩行トラクター装着式のものは、4~5PS以上のトラクターでけん引走行しますが、開孔器の作動は、トラクターのPTO軸で行うものと、接地駆動輪で行うものとがあり、また、作業者座乗用の座席がアタッチできるもの、さらに乗用トラクターにも装着可能にしたものとがあります。
乗用トラクター専用装着式のものは、30PS程度のトラクターに装着可能で、開孔器などの作動は、PTO軸で行います。
移植機の性能を十分に発揮させるには、前作業の耕うん整地、うね立て、被覆などの作業を精度よく行い、特に畦の高さ、幅といった形状、及び畦間距離を均一に、しかも真直ぐに仕上げることが重要です。